今回のデスティネーションは、モロッコ王国です。
今ちょうど”アーモンド”の花が春を告げる季節だとか。
日本の桜 の花見にも似た風景なのだとか、、、
アフリカ大陸の北西の端に位置する“モロッコ”。
国土の真ん中に、アトラス山脈がそびえていて、
そこから南は、砂漠地帯となります。
サハラ砂漠の入り口です。
今回は、その砂漠へ”お花見”に向かいます。
“カスバ街道”の道沿いはアーモンドの花のメッカ。
カスバ街道は、アトラス山脈をのぞむ“ワルザザートから、
”エルラシディア“という街まで、砂漠地帯を東西にすすむ道。
現在は車で6時間ほど。
かつてはラクダにのったキャラバンが通った重要な通商路でした。
映画“アラビアのロレンス”の世界ですネ
ここは砂漠地帯なのですが、
アトラス山脈からの雪解け水が“川”を作って
街道沿いには、いくつものオアシスがあります。
春がくると、そこに一斉にのアーモンドの木が花を咲かせます。
アーモンドの花は、日本の桜にそっくりなんです。
アーモンドは、バラ科の植物で、花弁は5枚。
色は、薄いピンクと白がほとんどです。
開花は、ちょうど春先の今頃♪
アーモンドの花は、2週間ほどで一気に満開になります。
アトラス山脈からの強い風をうけて、
花吹雪が舞う様子も本当に桜にそっくりなんですって。
モロッコでは、どんなお花見するのかというと..
木のまわりで、のんびり歌ったり踊ったり穏やかなお花見だそう。
呑んで騒ぐというのはないみたいですネ、、、ちょっと残念(笑)
モロッコのアーモンドは、
約4千年前から栽培されていると言われています。
収穫は10月頃。そのカタチは、ギリシャ神話の王女の涙のカタチと言い伝えもあって、縁結びの実なんていわれている..とか
モロッコでいちばん美しい村といわれる
”アイト・ベン・ハッドウ”の村も、今アーモンドの花の季節です。
赤茶けたレンガの色と、アーモンドの白やピンク..
遠くに見えるのは、白い雪をかぶったアトラス山脈。
モロッコに、はるか昔からつづく早春の景色です。
by Haruko M.
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