1/24/2009

今日は中国、春節の味めぐり。

日常生活を旅に変えるゾーン「Pleasure」
今回は、縁起の良いスイーツをご紹介!!




中国本土のみならず、香港や台湾、日本、
そして世界中の中華街でにぎやかにお祝いされる中国のお正月「春節」。今年は1月26日、来週の月曜日です。

日本のお正月には鏡餅やお雑煮、おせち料理がハズせませんが、中国ではどうなのでしょう?

広い広〜い中国は地方ごとにお正月料理が全然違います。
春節には餃子を食べる…聞いたことありませんか?
実は、コレ、北部のお話。

もちろん普段から餃子はよく食べるのですが、
大晦日に家族総出で、たくさんの餃子を作るんだそうです。
このとき餃子にはコインやピーナッツを忍ばせておきます。

新年が来たら、親戚みんなで食卓を囲み、
おみくじのように今年の運勢を占いつつ食べるんですって。
「コインが当たれば金運アップ」「ピーナッツが当たれば長生き」なんーて!


中国でも南部は「お餅」を食べるそうです。
大根モチとか、「年米羔(ニィェンガオ)」という
うるち米の粉から作ったお餅が欠かせません。
お雑煮に入れたり炒め物に加えたりと、いろいろな料理に使います。そして、縁起の良いスウィーツもありました!


☆まずは「八宝飯(パーポーファン)」



見た目は“もち米で出来たあんまん”
薬膳料理にも使われるナツメを、縁起の良い数:8つを飾りつけてあります。
切ってみると…中にはこしあんがギッシリで、おはぎのよう。

味は…おはぎです(笑)


☆もうひとつは「甜年米羔(テンニィェンカオ)」。



丸くて小さいチョコレートケーキみたい。
白玉粉やでんぷんを蒸して固めた、甘い点心。
薄くスライスしてフライパンで軽く焼いて食べるんですが…
黒糖の甘さとココナッツミルクの風味が絶妙!?
外側はカリッと、中はトロリ、食感もいいですね〜。
”向上心”などを意味する春節料理の定番なんだそうです。

春節に、食べて縁起をかつぐ…一石二鳥でいいじゃないですか!



これで今年は前田も、、、☆


今回「八宝飯(パーポーファン)」と
「甜年米羔(テンニィェンカオ)」を購入してきたのは、
横浜中華街にある重慶飯店。この季節だけの限定の味ですので、お早めにどうぞ。

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