2/28/2009

歌の国・エストニアへ、、、

今回のデスティネーションは、エストニアです。
お相撲さんの“把瑠都”関の故郷としても知られているエストニアは、バルト海に面しています。



広さは日本の九州とほぼ同じ。国土の40%が森。
木や植物には魂が宿ると、
古くから信じられているとか。

街を訪ねれば、中世のカラフルな建物や
石畳がつづいておとぎの国の雰囲気です。



エストニアの首都“タリン”にやってきました。
古くから交易の街としてさかえた歴史ある港町です。

旧市街は、“トーンペア”と“アルリン”という
2つの地区があってトーンペアは、
かつて騎士団や貴族が暮らしていた地区。

アルリンは、商人と職人が作った
自由な空気に満ちた所だったとか。 
トーンペア地区に行ってみると..
中心に、歴史に翻弄されたトーンペア城があります。
現在ここは、エストニアの国会議事堂です。
建物の屋根にある背の高い塔は、
”のっぽのヘルマン”とよばれています。
そのてっぺんに、エストニアの国旗が冬の風にはためいています。 

下町地区のアルリンの中心には、
”ラエコヤ広場”の旧市庁舎。

こちらのてっぺんには、
”トーマスおじいさん”と呼ばれる風見鶏が回っています。
1540年から、この場所で街を見守っているのだとか。
市民の人気者だそうです。

石畳のタリン旧市街には、
のんびりトラムも街なかを走っていますが、
街を歩く時は、時々上を向いて歩くことをお薦めします。

あちらこちらに、味わい深い”看板”があるからです。
中世から鍛冶屋や木工が盛んだったので
看板もハンドクラフトの可愛いものがいっぱい ♪
いちばん多いのは、やっぱりパン屋さんの看板ですって。

タリンの郊外、港にほど近いところに「歌の原」があります

”エストニアの最大イベント”歌の祭典”の会場です。
会場には、巨大な白いステージ!
貝をモチーフにしたステージということですが、
これが大合唱に最適な音響効果をもたらすのだとか。

聞くところによると、最大2万4千500人の歌手が一堂に、
このステージ上で歌ったことがあるそうです。

ステージから少し離れた特等席に、男性の銅像が。
威厳のあるお顔で、肘をついて腰掛けていらっしゃいます。
グスタフ・エルネサクスというエストニアの指揮者で、
1960年に「我が祖国、我が愛」という
国民的愛唱歌を作曲された方、ということです。

1988年9月、この場所に
30万人ものエストニア人が集まって、
「我が祖国、我が愛」をはじめとする大合唱をしたそうです。
大地を轟かせるような歌声だったとか、、、

現在は5年に一度開催される“歌の祭典”は、
今年の7月2日から開催されます。
3万人が歌い、観客は10万人以上とか♪

by Haruko M

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