ビーズ刺繍デザイナーの田川啓二さんお迎えしました。
フランスで、オートクチュールビーズ刺繍と出会って、
インドで、世界最高のビーズ刺繍の技を習得、
今も、インドにアトリエをお持ちの田川さん。
その輝く世界を、お訪ねしました。
今日は、スタジオが別世界です..!
田川啓二さんは、日本のビーズ刺繍の第一人者。
今年でちょうど活動20年目を迎えられました。
田川さんのオートクチュールビーズ刺繍には熱烈なファンが多く、
あの黒柳徹子さんも、そのおひとりなんです。
その一方で、さまざまな創作活動にも挑み続けています。
たとえば..
ゴッホの「ひまわり」。これ、ビーズ刺繍作品です。
「みんなが知っている作品を選んだのは、ビーズ刺繍の魅力を伝えたかったから」とおっしゃっていました。
田川啓ニさんは、インドでビーズ刺繍の技術を学ばれました。
田川さんも、はじめ驚いたそうですが、
インドでは、ビーズ刺繍職人はすべて男性。
実はかなりの力仕事なのです。
インドでは王様が職人達を守ったので、
その技術が長年大切に継承されてきた、とのこと。
田川さんは現在、
インドのニューデリーとムンバイに工房をお持ちです。
「ニューデリーは見るところがたくさんあるし、
お買い物ならムンバイがいいですヨ」とインドトラベル指南も。
今でも、インドに行く度に気がひきしまるそうです。
「手作りのすごさ、人間の手のすごさ」が、インドビーズに継承されているのですね。
東京のアトリエには、世界中で見つけてきた物に囲まれているとか?
「清水の舞台から飛び降りて」購入した物もあるそうで、
自分では作れないような緻密な作品をみて
自分もがんばろう!と、思っていらっしゃるそうです。
前田「こーんなに、細かい緻密な作業を続けているうちに、さすがの田川さんも”うぅわぁー!!”って投げたしたくなっちゃうことはないんですか?」
田川さん「それが、不思議なことにないんですね。他のことは僕、案外飽きっぽいんですけど(笑)」
現在、東京ドームシティで開催中の
「テーブルウェア・フェスティバル 2009」でも、
田川啓ニさんの作品を見ることができます。
高さ2メートルのビーズ刺繍のウエディングケーキも展示されていますよ。純白のウエディングケーキには、全部で何個のビーズがあると思いますか?実は見えないところに、時間をかけているそうです!
明日、2月8日までの開催です。
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