8/02/2008

<ルーマニアンビューティーをさぐる旅>

今週のデスティネーションは、美をめぐりルーマニアへ。


ルーマニアは、東ヨーロッパにあるアドリア海と黒海にはさまれたバルカン半島でもっとも広い国。

このルーマニアには、なぜか美しい老若男女が多いという噂が世界中に..その秘密を探りに行きましょう。


理由その1.
首都ブカレスクで、ひとつめのヒケツを入手しました。
それは、「ジェロウ゛ィタール (Gerovital)」という化粧品。



これは、アナ・アスラン博士という女性学者が開発したアンチ・エイジング化粧品。博士は人間の老化の一つの原因とされる体内酵素“モノアミノオキシターゼ”をおさえることに成功しました。ルーマニアがスゴいのは、この画期的な開発をうけて、国家予算をくみ、一大美容プロジェクトをスタートさせちゃったんです!こうして、国家規模で完成したのが、このジェロピタール。街のたいていの薬局で手に入ります。通常のクリームなら千円位とか。



理由その2
☆ 黒海の”泥パック”
ブカレストから車で3時間。黒海の白い砂浜で、みんなが塗っているのが黒ーい泥パック。黒海近くの湖でとれるこの泥には、美容に絶大な効果がある「フミン酸」いう物質が豊富に含まれているそうです。これを全身にたっぷりぬると、ひんやり気持ちいい♪しかも、1回でお肌が3才分も若返るとか、、、ってことは、2回塗ったら6歳、3回塗ったら9歳も若返っちゃうの?!(おいおい;)







理由その3 
☆ドラキュラの世界。
ルーマニアといえば、ドラキュラの舞台として知られていますよね?ルーマニアのちょうど中心に位置する街・ブラショフ。中世の面影が色濃くのこるその街から、クルマで1時間ほどのところに、かの有名なドラキュラ伯爵の城が! “ブラン城“です。





小説「吸血鬼ドラキュラ」のモデルになったのが、15世紀のルーマニアに実在していた【ブラド・ツェペッシュ】という人物です。その人が、実際にこのお城に住んでいたんだとか。中にはいくつもの部屋と、入り組んだ狭い通路。ある部屋には、岩をくりぬいた秘密の抜け道があって、そこにつながる狭い階段をのぼっていくと、城の屋上に出るようになっています。

ルーマニアには、小説が書かれる以前から、”パンパイア伝説”があったそうです。人の生き血をもとめてさまよう不老不死の吸血鬼の伝説、、、スラブの間で言い伝えられ、フィクションとわかっていても、やっぱりドキドキします。この“ドキドキ感“も、ルーマニアの人の”美”のヒケツなのではないでしょうか?!

ちなみにブラン城は、ただいま売却物件となっています。推定価格は、日本円で96億円。これを手に入れた人は、ドラキュラ城の主になれる..ご興味のある方はぜひ。。。

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