1/02/2010

イタリアのマンマの味♪

日常生活に旅のエッセンスをプラスする「Pleasure」。
今週、みなさんをご案内するのは、浅草で見つけたイタリア!
下町情緒溢れる浅草に、イタリアの下町があったんです。

行ってビックリ!
浅草寺近くの飲み屋さん街にあって、
焼き鳥屋さんとか、煮込み屋さんの中に、 
突然、白い壁と、緑のテント屋根にイタリア語!



ここは、日本で初めてのフェッテ・パニッサ専門店、
その名も「フェッテ・パニッサ」。
去年の夏にオープンしました。

ところで…「フェッテ・パニッサ」って、何でしょ?
店長の小室さんにお伺いしたところ

イタリア北西部の街:リグリア地方で
500年前から食べられている郷土料理。
パニッサとはひよこ豆を塩と水で練り上げて固めたもので
カラッと揚げたものがフェッテ。
素は同じものだけど、生と揚げたもの。



小室さんのお友達でもあるお店のオーナーが、
イタリア人でリグリア地方出身。
自分の街の伝統の味を、
日本の皆さんにも味わって欲しい!という強い思いから
お店をオープンしたのだとか。
とはいえ、小室さんも「フェッテ・パニッサ」を知りません。

そこでオーナーの実家:そのリグリア地方にあるおうちに1ヶ月住み込んでオーナーのお母さん(マンマ)に「フェッテ・パニッサ」の作り方を伝授してもらったんですって!





イタリア北西部から来たひよこ豆料理フェッテ・パニッサの専門店、
「フェッテ・パニッサ」で、初体験の味♪

まず、揚げた方:フェッテ。
外はカリッ、中はフワフワのトロトロ。
ポテトフライみたいなんだけど、
噛めば噛むほどひよこ豆の甘さ…



そして、生の:パニッサ。
見た目、オリーブオイルがかかった、
生のタケノコスライスのような、チーズのような。
食べてみると、しっとり・さっぱりしていて
まるでモッツァレラチーズみたいなんです!
だけど、噛んでいくと、やっぱり ひよこ豆…。
  
総合すると、フェッテはポテト、パニッサはチーズ。
でも噛んでいくと、両方ともひよこ豆(笑)
どちらも、ビールやワインが欲しくなる味でした。

といいますか、イタリアワインも充実!
フェッテ・パニッサ以外にも、
イタリア産のオリーブやサラミもあったりして、
ちょっと一杯♪したくなるお店。


浅草寺への初詣の帰り、「フェッテ・パニッサ」で
ちょっと寄り道、いかがでしょう。
フェッテはテイクアウトも出来ますので、
浅草観光のお供にピッタリかも。

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