8/15/2009

<マエマリ憧れの国”カリブ海ベリーズ”へ>

今日のデスティネーションは、カリブ海の国“ベリーズ”です。
「とにかく素敵な人たちが住むところと聞いて、
いつかどうしても行きたくなったんです♪」 by マエマリ


ユカタン半島の東側”ベリーズ”は、カリブ海に面した国。
大きさは、日本の四国くらい。  

”ベリーズ”とは、ユカタン半島の先住民マヤの言葉で
「ぬかるみ」という意味だそうです。   
その名前のとおり三方を海に囲まれて、
国土の65%を熱帯雨林が覆っています。
内陸部にはたくさんの古代マヤ遺跡が、
まだ発掘されずに、熱帯雨林の中にのこっているんですって。

☆ さっそくカリブの楽園”ベリーズ”の海にやってきました。
海の色が、驚くほど(!)青い♪ 
この海の水の透明度は、世界でも指折り、とのことです。


写真提供:ベリーズ国政府観光局


写真提供:ベリーズ国政府観光局


世界で二番目に長い珊瑚礁は、ベリーズ・バリアリーフといいます。このあたり全体が珊瑚の保護区になっていて、
広さは東京の1.5倍にもなります。

ここには、72種類の珊瑚があるとのこと。
ベリーズ・バリアリーフ保護区には、
サンゴのかけらが堆積してできたキー(小島)が
たくさんうかんでいて..
その島々にマングローブが茂っています。

落ち葉からしみ出す有機物が海に栄養を与えて、
また海の透明度が高いので、水深くまで降り注ぎ、
珊瑚がすくすく育つんですって。

珊瑚の産卵って、ごぞんじですか?
ベリーズ・バリアリーフでは、
毎年7月から9月の、満月の数日後の”大潮の日”に、
サンゴが一斉に産卵するんです。

そのひととき、海の中が、
ピンクの卵で埋め尽くされるんですって。

これを見るために、世界中からダイバーが集まってきています。
ベリーズの海の夏の夜のペイジェントは、
夜10時頃からはじまります。

透明の海と、見渡す限りの珊瑚礁がつづく
”ベリーズの、その海には、500種以上の魚が泳ぎ、
ウミガメやマンタ、海底にはえる植物を食べるマナティーなど
貴重な生き物たちが暮らしています。


青く透き通った、ベリーズの海..
「空から見たら 必ず感動しますよ」と、
地元のガイドさんが教えてくれました。
小型飛行機の遊覧ツアーが出ています。

空からみると、ベリーズの海には、
何通りものブルーの色があることがわかります。
海に、ひときわ濃いネイビーブルーの大きな輪が見えてきます。


写真提供:ベリーズ国政府観光局


海にぽっかり、大きな穴があいているよう..
まわりの海の色よりも 濃い藍色のまあるい穴。
それは”ブルーホール”と呼ばれています。
浅いサンゴ礁の海の中で、
そこだけが深さ120mほど落ち込んでいます。
穴の直径は、320メートルほど。

なぜこのブルーホールが できたのかというと、
太古の時代にさかのぼります。
氷河期の以前、このあたりは陸地で、
鍾乳洞のようなものがあって、それが海底に沈んで、
天井が崩れ落ちたものなのだとか。
鍾乳洞が、そのまま海に沈んで出来た洞窟..
ということなんでしょうか?

海にもぐると、水深40mくらいから、
鍾乳洞のつららのような鍾乳石がたれ下がっているのが見えるんですよ。
ブルーホールの中を 大きな魚やサメたちが泳いでいます。
レモンシャーク、ナースシャーク、リーフシャーク、ハンマーヘッドシャーク、ブルシャーク..
人間が潜れるのは、50メートル位まで。
ブルーホールの海底には、なにがあるのか..
そこはまだまだ未知の世界です。


おまけ)ベリーズ・グルメ情報。
料理用のバナナの他、
お米もベリーズの地元ではポピュラーです。
ココナッツ味のチャーハンが、ベリーズ名物のひとつ。
そして、ベリーズでは、なんにでも
“ハバネロ”をかけちゃうんですっ て。

レストランのテーブルには、
たいていハバネロがさりげなくのっています
もちろん、カリブ海でとれる新鮮なシーフードもいっぱい。
そうそう、ベリーズでは、珊瑚礁を傷づけないために、
手漕ぎカヌーで漁に出ているんですって!♪

by Haruko M

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