10/06/2007

10月6日OA: エジプトで古代遺跡にふれる旅を

秋はエジプト。
ナイル川の向こうに沈む夕日を受けて、スフィンクスが穏やかに微笑む・・・。


10月のエジプトは、 遺跡めぐりのベストシーズン。その理由は・・・

1) 暑さが和らぎ、歩き周りやすい!
2) いましか見られない「エキシビション」がある!

【アブシンベル神殿】
古代エジプト史上「もっとも偉大なるファラオ」=ラムセス2世が建立。断崖の岩壁を切り崩して作られたもので、エジプトに現存する遺跡のなかでも完成形に近い形で残っている遺跡のひとつ。
神殿の入口はちょうど真東を向いていて、朝日がまっすぐに入り込むと、神殿の奥に鎮座する4つの石像をスポットライトのように照らします。薄暗い闇のなか、朝日に浮かび上がるラムセス2世と3体の神像・・・。なんとも幻想的な光のショウが見られるのは、2月22日と10月22日の2日だけ!

【カイロ・エジプト考古学博物館】
エジプト遺跡の収蔵数は世界最大。かの有名なツタンカーメンの黄金マスクも展示されています。
でも、いま見て欲しいのは「ハトシェプスト女王のミイラ」
ハトシェプストは、古代エジプト史上唯一 女性でファラオの座についた人物。ただし、女王をねたんだ息子トトメス3世が彼女の記録をことごとく破壊してしまったため、その生涯はナゾノベールに包まれていたんですが・・・

今年6月、ザヒ・ハワス博士が女王のミイラの特定に成功!

最新テクノロジーとDNA鑑定を駆使して、ハトシェプストを永遠の眠りから目覚めさせました。 現在は博物館のミイラ室にて展示中。歴史的発見の成果をぜひ間近で目撃して!

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