10/27/2007

10月27日OA:レオ・ホールディングが見た世界

今週は、ゲストトラベラーの旅。
イギリスの登山家:レオ・ホールディングが、Adventurousな世界旅行へ案内してくれました!
10歳でクライミングを始めて、16歳でUKチャンピオンに。つい最近も、世界最高峰エベレストの登頂に成功したばかり! こーんなにスゴイことをやってのけたというのに、まだ弱冠27歳!(@_@)

笑顔が素敵な「ハニかみクライマー」。水谷ユミもドキッ(*^^*)

Q1:エベレストから見た世界は、どんな感じ?
「まだ真っ暗なうちから登り始めたんだけど、ちょうど山頂にたどり着いたときに、朝日が差し込んで・・・信じられないほど美しい光景だったよ。気温も"たったの"-25℃だったしね!」

Q2:18歳のときに、ヨセミテ国立公園エル・キャピタンのフリークライミングに成功しましたね?
「僕が生まれ育ったイギリス湖水地方には、1000mを超えるような大きな山はないんだ。エル・キャピタンのような巨壁をクライミングするのは初体験だったから、すごくエキサイトしたよ!しかもon site(=ルートを決めずに初見で登ること)でね。実は2回ほど滑っちゃったんだけど・・・。
なぜ、そこまで危険を冒して登るのかって? ひとつには、やっぱり冒険心をくすぐられるから。それに、山に登ると世界が違って見える。山は、まったく新しい価値観を与えてくれるんだ」

Q3:いままで登った山のなかで、印象に残っているのはドコ?
「うーん・・・ひとつに絞るのは難しいなあ!
しいて挙げるなら、アルゼンチンのパタゴニアかな。ワイルドで、荒々しくて・・・セロトーレという山があってね、そこは槍のように 鋭い岩が、地表からニョキっと突き出して、まるで映画に出てくるように美しいんだよ。
ヨセミテバレーも好きだ。カリフォルニアの地形はとってもクレイジーで、きっと神様は カリフォルニアを作ったとき、すっごく機嫌がよかったに違いないね!」

Q4:この山に登りたい!・・・と思うのはどんなとき?
「クライミングをしない人でも、山の稜線をみて「美しい!」って感じるときがあるだろ? まるでアーティストがデザインしたんじゃないか、っていうほど完璧なラインとか、彫刻家が彫ったような岩壁とか・・・。そういうのを見ると、岩と『対話』してみたくなるんだ。
いま僕が住んでいるイギリスのピーク・ディストリクトには、サルバトール・ダリの作品みたいな芸術的な岩壁があるんだ!小さいけれど、とっても美しいよ」

Q5:一般トラベラーでも、あなたのようなクライミング体験が味わえる場所はありますか?
「体にケーブルをつけて梯子を登っていく、『ヴィアフェラート』というアトラクションに挑戦してみたらどうかな? とくにイタリアで人気なんだ。ケーブルをつけているから安全だし、僕たちプロのクライマーと同じような体験を味わうことができるよ。
トレッキング派にはネパールがおすすめかな。壮大な山に囲まれた渓谷のなかを歩くのは、とっても気持ちイイよ! 地元のガイドも親切だしね」

Q6:日本のトラベラーにメッセージを!
「とにかく都会を離れて、大自然とふれあってほしい。山にかぎらず、森でも、海でもいい・・・外には、まだまだ見るべき場所がたくさんある。人生は一度きりなんだから、新しい世界へ飛び出してほしいな!」


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Berghaus
ビジュアルもGoodな登山界のレオが専属アスリートとして所属するUKアウトドア・ブランド。この秋、日本初上陸! スタイリッシュで、カラーバリエーションも豊富。アウトドアだけに着るのはもったいない!現在、有楽町マルイをはじめとするマルイ9店舗でお取り扱い中です。

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