12/13/2008

“The City of neighborhood ~シカゴへの旅”

今回のデスティネーションは、アメリカ・イリノイ州シカゴです。オバマ次期大統領の地元として、アメリカ国内でも注目度急上昇中のシカゴ。でも、どんな街なんでしたっけ?と思っていたら、なんと我らが水谷ユミの第二の故郷なのでした。これは行かずにはいられませんよね♪というわけで今回はシカゴに出発!


シカゴは、ニューヨーク、ロサンゼルスに次ぐアメリカ第三の都市で、北米屈指の大都市です。場所はアメリカの真ん中よりちょっと北東。街の東側には、ミシガン湖が広がっています。函館とほぼ同じ緯度ということで冬はさむ~い。そのためシカゴの人は毛糸の帽子が大好きです。シカゴから生まれた、アメリカの代名詞がたくさんあるんです。まず「摩天楼=スカイスクレーパー」は、ここシカゴからはじまりました。ブルース、ハウスのメッカでもありますよね。ハウスミュージックも発祥は、ここシカゴです。そしてあの「マクドナルド」も、シカゴではじまったんです!


シカゴは、“Windy city”と呼ばれています。それは、街の東側の“ミシガン湖”から吹き込んでくる風が摩天楼のビル群を抜けて、強風となって吹きつけるからなんです。そしてこの摩天楼こそが、シカゴの象徴。街全体が「建築物のギャラリー」といわれていて、摩天楼群をめぐる“建築ツアー”もシカゴ名物です。

           写真提供:フリー素材屋Hoshino


中でも“ループ”地区と呼ばれるダウンタウンの中心部が、最も人気。ひときわ高いビルが、“シアーズタワー”モナドノックビルは、壁が波のようにうねっているのが特徴です。州政府のビル=ジェームスRトンプソンセンターも摩天楼。ルッカリー(Rookery )という ロマネスク調の赤茶色の威厳あるビルは、世界最古の鉄骨の高層ビルです。シカゴ派を代表する建築家、バーナムとルートによるもので、ロビーは、フランク・ロイド・ライトのデザインです。このビルは、1871年のシカゴ大火と呼ばれる大火災の7年後に竣工しました。全米から集合した建築家たちによって、シカゴの街は復活して今に至っています。


ループ地区の摩天楼に隣接したミシガン湖畔には、グランドパークがあります。フランスのベルサイユ宮殿の庭園をモチーフにした広い公園で、ここから見るシカゴの町が もっとも美しいと言われています。ここが「Change has come to America」と、オバマ次期大統領が勝利宣言した会場です。このグランドパークをはじめ、今シカゴでは、オバマさんのゆかりの場所を訪ねる”オバマツアー”が大人気。ここはもちろん、やじうま根性で私たちも便乗しちゃいます。

”オバマさん巡りツアー”も、摩天楼からはじまります。
1989年の夏に オバマさんと奥さんのミッシェルさんが会ったのがループ地区の摩天楼の法律事務所だったからです。二人のファーストデートは、摩天楼から少し離れた“バスキンロビンスアイスクリーム店”。歩道のふちに座ってアイスクリームを食べながら..と、オバマさんが明かした 二人のファーストキッスの舞台“歩道の縁石”もちょっとした名所になっています。 (なんか「冬ソナツアー」みたいですが..)ご自宅は、ハイドパーク地区というシカゴ大学近くの緑豊かな住宅地で、その近くの20年間通った理髪店も連日人だかりだとか。ノッチさんも行ってましたが、例の理髪店でオバマカットにする方もかなりいらっしゃるようデス

シカゴは、アメリカでは“食いだおれの町”としても、有名なんです。シカゴ名物といえば、“ディープディッシュピザ“は、ぶ厚い生地に、チーズがたっぷりのっているのが特徴で、生地の上に大量のモッツォレ
ラ・チーズをのせてから、たっぷりのトマトソースと、具をワンサカのせて、オーブンで焼きあげます。スペアリブやステーキが名物。“ポップコーンの屋台”もたくさんあって、フレイバー・ポップコーンが人気です。 

雑誌「メンズ・フィットネス」によると、全米肥満体シティ第1位にランクインしたのは、ここシカゴ!そのためかはわかりませんが、シカゴのバスの座席幅も大きくて46センチ。シカゴ交通局によると、これはシカゴの冬は寒いので、ダウンジャケットなどで着膨れが必須だからとのことですが。

シカゴは、確かに気候はさむ~いんですが”The city of neighborhood”とも呼ばれるフレンドリーな町、人はあ~ったかいんです♪

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