8/21/2010

映画 「ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」をご紹介

今週の後半「Pleasure」は、CINEMA TRIP!
渋谷、ユーロスペースで今日から公開、
ようこそ、アムステルダム国立美術館へ』をご紹介しました。


ヨーロッパ切っての芸術大国:オランダ
オランダが一番栄え黄金時代と呼ばれる
17世紀を中心とした名画の数々から
歴史的遺産や美術工芸品まで、
オランダが世界に誇る至宝を集めた、
オランダ国内最高の美術館が、アムステルダム国立美術館。

そのコレクションは、
パリのルーブル美術館、ロンドンの大英博物館にも
匹敵すると言われています。


だがしかし!
2004年から大規模な改築工事が行われていて、
工事期間中、作品は借りの場所で縮小して展示。
ほとんどの美術品は、倉庫で眠ったままになっているんです。

そして、この工事は2008年には終わり、再オープンする予定だったんですが…工事計画が座礁に乗り上げ中断…。本館は現在でも工事中で、閉鎖されています。



でもでも!美術館サイドは、
早く再オープンするために、がんばっていたんです!

そんな、裏側が分かるのが、
映画『ようこそ、アムステルダム国立美術館へ』



映画では、なぜ市民が工事に猛反対したのか。
そして、工事が中断している間、
裏では美術館が再オープンに向けて
着々と準備を進めている様子が写し出されています。

怒っている市民、プロジェクトを進めようと力走する館長…
一方、改築後の美術館でどんな風に作品を展示するのか
構想を練ったり、絵画の修復に魂を注ぐ美術館の学芸員…
この三角形の、違う方向への温度差が面白かったです


そんな『ようこそ、アムステルダム国立美術館へ』に登場している、メンノ・フィツキさんが先月、来日。
お話をお伺いすることが出来ました。



メンノさんは、
アムステルダム国立美術館アジア美術部門の学芸員。
映画の中では、新しい美術館に、
ぜひ日本の金剛力士像を展示したい!と熱望。
その姿から、どれほど日本美術、そしてアムステルダム美術館を愛しているのかが伝わってきました。

この映画は2004年から2008年までの撮影。
再オープンまであと何年も撮り続けることは出来なかったので、
パート1として公開されました。
美術館はその後、工事が再開。

2013年の完成を目指し、着々と準備が進んでいるようです。
実は、撮影は続けられていて、パート2として
美術館 開館のときに発表されるとか…。


最後にメンノさんが、一日も早く、オープン出来るよう、頑張ってます!長い時間がかかってしまいましたが、すばらしい美術館になるはず。これまでとは違った新しい方法、マジックと驚きに溢れた場所になるはずですよ!待っていてくださいね!

とおっしゃっていました。
はい!楽しみにしていま〜す!

映画『ようこそ、アムステルダム国立美術館へ』は、
渋谷 ユーロスペースで今日から公開。



そして!この映画の劇場鑑賞券を 
2組4名様にプレゼントします。

プレゼントのご応募は、お名前(ラジオネーム)・住所
電話番号・年齢・職業 そして鑑賞券希望と書いてpriceless@interfm.jpへ!


締め切りは、8月23日月曜日まで!
今すぐご応募下さい!!

当選者は番組ブログで発表致します。


たくさんのご応募、お待ちしております。

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