3/15/2008

いざ、アルゼンチンワインロードへ、、、

ボージョレーに代表されるように、北半球でワインの季節といえば「秋」。でも南半球では、ちょうどいま収穫期を迎えています。

南米のワインどころ:アルゼンチンの場合、南北につらなる国道40号=Ruta Quarentaは別名ワインロード。アンデス山脈をバックに広がるブドウ畑が、次次現れます。北から南へ、気候や風土の変化とともに、ワインの風味も変わってゆく。これぞアルゼンチン・ワインの醍醐味!

もともと赤茶けた荒地を、灌漑用水を整備することで豊かなワイン畑に変えたのはメンドーサの人々。アンデスの雪解け水と、大西洋からの偏西風で、ワインにぴったりな環境が生まれます。地元の人々が、自らの地を誇りをもって「水と緑のオアシス」と呼ぶのもうなづけます。

ラテン系のお国柄か、ワインの飲み方もおおらか。ソーダ水で割ったり、氷を浮かべたり・・・。メインの肉料理をサポートする、重要な脇役なのです!

ルータ・クワレンタは、息をのむ絶景ポイントもたくさん。ワインに酔いしれた後は、大自然が生んだ「偶然の芸術」をご堪能あれ!

【プエンタ・デル・インカ】
日本語にすると「インカの橋」という小さな村。岩壁を直接切りだして作ったインディオの要塞があります。城壁の下からは温泉が湧き出ていて、泉質に含まれる硫黄分で、岩肌はまるで黄金の輝き! 長い年月をかけた結果、岩と岩とが塩の結晶でつながれて、橋のようにも見えます。

【イシワラスト自然公園】
見渡すかぎり赤土の荒野は、2億4000万年前から~1億8000万年=「三畳紀」にできた大地そのまま!雨風にさらされて風化した奇岩群は、現代のわれわれに何かを語りかけているようです。通常は昼間しか入場できませんが、満月の日に限り夜間見学OK! 月明かりに照らされると、そこはさながら火星みたい??

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