今日のデスティネーションは、スイス時計産業の町、
ラ・ショー・ド・フォンです。
フランスこの国境近く、ジュラ山脈の山懐..
標高約千メートルにあるラ・ショードフォンは、
人口3万7千人ほどの 小さな町。
「photo:swiss-image.ch」
「photo:swiss-image.ch」
この町は、スイス時計産業の故郷です。
エーベル、タグホイヤー、
ジラール・ペルゴ、レビュー・トーメン”..
たくさんの老舗時計メーカーが本拠を構えています。
時計の針や文字盤などの部品会社も、ずらりと。。
町には、小さな時計工房もたくさんあります。
町の中心”ラ・ショード・フォン駅”から徒歩5分ほどの
公園の中に、”国際時計博物館(Musee international d'horlogerie)”があります。展示は、すべて地下にあります
「photo:swiss-image.ch」
日時計から原始周波数を使った物まで、
時計の歴史をたどる世界最大の時計博物館です。
※19世紀末に時計学校の中につくられた資料館からはじまったそうです。だからでしょうか、写真撮影OKです。ノーフラッシュでお願いします。
コレクションは約4500点。
その多くはラショードフォンに敬意をこめた寄贈品だそうです。
博物館には修復アトリエもあって、
展示されている貴重な時計も、ここで修理しているんですって。
博物館の外に出ると、
裏庭で、モニュメントのような時計が、
”現代のカリヨン時計”が、時を知らせています。
コンピュータ制御で、100分の1秒の正確さで動く時計。
光る文字盤は、150m離れたところからでも見えるほど、
くっきり大きく明るい。
宇宙を、イメージしているそうです。
ラショードフォンは、ル・コルビュジェの故郷です。
お父さんが、時計の文字盤職人だったんですって
町を歩けば、コルビュジェ初期の作品にも、
たくさん出会えます。
両親のために作った“白い家“。
高台の方には、Villa Turque という
黄色っぽいレンガのトルコ風の家があります。
ここは、現在は、時計メーカー
”エベル社”の迎賓館になっています。
「家は、住む機械だ」と語った、ル・コルビュジェ。
時計の町の影響も、けして少なくはなかったはず。
今日のランチのメニューは、”ラクレット”です。
とろーりとしたチーズを 茹でたジャガイモ、
野菜、ソーセージなどにとろ~りとかけていただくラクレット。
昔スイスの羊飼いが、焚き火のそばであたたまりながら
チーズをとかして食べていたのが、はじまりだとか。
ハイジの気分で、どうぞ!
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