10/18/2008

目指せ!ホワイトハウス ~ ワシントンD.C .

今回のデスティネーションは、ワシントンD.C.です。

まずは、ペンシルベニア通り1600番地へむかいます。


ホワイトハウス、正式には”プレジデンツハウス”です。ちょうど、今日10月18日と19日は、“White House Fall Garden Tours ”の開催日なんです。年に二回だけの、ホワイトハウスの庭園が一般公開される日です。中へ入ると、すぐに、手入れの行き届いた広い庭園が見えてきます。楽団の演奏もあるようです。ホワイトハウスの庭園には、歴代の大統領が植えた木々も見つかります。
“ジャクリーヌ・ケネディー庭園”というのもありますネ。お花がきれいな庭に 現代彫刻が飾られています。庭園の中にはテニスコートやプールもあって、かわいい噴水付きの大統領の子ども用の“Children's Garden”もあるんですね。12月8日からは“クリスマス・ページェント・オブ・ピース”がはじまります。全米50州から寄贈されたクリスマス・ツリーが大集合。ツリーのわきでは、クリスマス・キャロルの演奏が行われるそうです。

ここに、来年1月20日、新しい大統領がお引っ越してくるわけですね。



アメリカの首都ワシントンD.C.は正式には、Washington, District of Columbia (ワシントン・コロンビア特別区)といいます。ワシントン大統領の名前と、アメリカ大陸を発見したコロンブスの両方の名前をとって、名づけられたそうですよ。

どこの州にも 属さない特別な都市です。面積は、東京の千代田区とほぼ同じ。世界ではじめて都市計画のもとに建設された首都で、建設がはじまったのは、1789年。当時は、人家のない荒れ地だったこの土地を選んだのは、初代アメリカ大統領ジョージ・ワシントン自身です。開拓地測量技師だった経験をいかし、実際に足を運んで選んだ、といわれています。この場所が選ばれた理由は、13州のほぼ中央に位置する場所だっ
たから。また街を流れるポトマック河を、交通機関として利用できて、かつ、大西洋からの敵艦隊の攻撃を、避けられる立地だったから、とのことです。


ひときわ目立つ“ワシントン記念塔”は、約169メートルの石の塔です。先がとがっていることから、オベリスクとも地元では、呼ばれています。
石の塔としては世界一の高さで、使っている石の重さは、合計約9万トン。幕末にペリーへ日本が贈った”花崗岩材”もつかわれているとか。1848年に工事が開始。途中で何度も工事が中止されて、完成したのは1884年。そのために、今でも下から3分の1のところと、その上とが 少しだけ違う色になっているのがわかります。ワシントンDCでは、このワシントン記念塔よりも高い建物を建てることができないきまりになっているんですって。理由は、ワシントンDCを象徴するこの塔を、どこにいても、遠くからでも よく見られるように、ということです。そのために、摩天楼に象徴されるアメリカの高層ビルとは正反対の、なだらかな風景が ここワシントンDCには広がっているんですね。

ワシントンDCをぐるっと歩いておなかが空いたら、ここはやっぱりパワーランチ。ワシントンDCは、パワーランチの発信地でもあるんです。政治家が打ち合わせや勉強会を 昼食時に行ったことが 起源とか。ちなみに、ワシントンDCにおけるパワーランチでは、一人20$以下、ちなみにワリカンが常識だそうです。

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