東京本社があまりにも楽しそうで、おジャマするのが心苦しく・・・なんちゃって。
パリの建物はたいがい100年ほど前の骨董級が多いのですが、古いものをよしとするお国柄か、建物そのものを新築しようとは考えないみたいで、不都合があってもアレコレ手を加えて、現代の生活にフィットするようにアレンジするのが一般的です。
アレンジの仕方もかなり大胆で、家具を新調する、なんてのは序の口。壁の色を塗り替えたり、石床に板を敷いてフローリングにしたり、バスルームにセメントを縫ってタイルを貼ったり、天井にドリルで穴をあけてカーテンレールをつけたり・・・プロ級の本格的な「大改装」をしちゃうのです!BHVというデパートに行くと、服飾フロアよりもインテリアフロアのほうが混雑しているし、TVでも「ビフォアアフター」みたいな番組がいくつかあったりします。
チャンネルM6の番組「D&CO」もそのひとつで、メインホストを務めるValerie Damidotは、「インテリアの女王」とも言うべきカリスマ。視聴者の自宅を訪問してガラリと模様替えしてしまうのです。殺風景な白壁の部屋も、ごちゃごちゃ統一感のないインテリアも、彼女の手にかかれば見違えるように変身!いまにも雑誌の広告に出てきそうなほど、おっしゃれ~♪に生まれ変わるのです。
アタクシはこのTV番組が毎週楽しみで、DVDがあったらいいのに・・・と思っていたら、なんと本が出てました(^^)
ベッドルーム/ リビング/ 子供部屋etc... テーマごとに別冊になっていて、思い通りの部屋を作る「コツ」がばっちり載ってます。
彼女のアドバイスは、「色をたくさん使うこと」。ただし色の選び方がポイントで、センスの良し悪しはすべて配色次第。最先端の家具をそろえるのではなく、ペンキを塗ってカラーリングを変えることで、ぐんとイメージupすることを、実証しています。壁を塗るなんてむり、と思うかもしれませんが、彼女の言葉を読むと、意外とできるんじゃないかと思えてくるから不思議です。
ってことで、私もすこし影響されて、壁をちょっとだけイメチェン!
・・・とはいえsubletなので、控えめに(^^;)
使用するのは、BHVで入手した壁紙ステッカー。タトゥーシールと同じ原理で、こすって壁に張りつける仕組みです。柄のバリエーションはかなり豊富で、花咲じいさんではないけれど、「お部屋に花を咲かせる」ことができてしまう。窓がない部屋には、窓枠型のステッカーで開放感をプラスしてみては? しかも案外カンタンに剥がせそうなので、自由にできない日本の賃貸でもイケちゃいます。
アタクシも、蝶々を飛ばしてみました(^^)ステッカーひとつで、ずいぶん部屋が明るくなるものです。
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