UKイングランドの湖水地方を訪れた人は、穏やかな自然の営みに心を奪われるはず。そう、まるで自然界のさまざまなエレメントが、ひとつの協奏曲を奏でているかのよう。詩人:ワーズワース、ピーター・ラビットを生んだ絵本作家:ペアトリクス・ポター、哲学者:ジョン・ラスキンetc... その音色の美しさに魅了された人々は、数え上げればきりがありません。
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【Dove Cottage】
若き日のワーズワースの住居だったところ。石造りの家からは、当時のライフスタイルが伺える。
【Rydal Mount】
晩年のワーズワースの家。花を愛でたワーズワースが自ら設営したという中庭はみごと!
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【Windermere Lake Cruise】
ウィンダミアの北端にある村:アンブルサイドから~ボウネスまで、およそ30分のクルージングを楽しめる。
湖水地方にやってきたら、ちょっとがんばってウォーキングに挑戦!黄色い矢印が書かれた登山専用の遊歩道=パブリック・フットパスを目印に、森のなかをさまよってみましょう。きっと湖水地方の醍醐味が堪能できるはず。運がよければ、野うさぎやキジやタヌキたちがsay helloしてくれるかも!
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【Hilltop】
ベアトリクス・ポターが最初に買った農場。National Trustの管轄下に置かれている。建物の状態を保つため、内部の写真撮影は禁止。
【Beatrix Potter Gallery】
ベアトリクス・ポターが晩年、夫と暮らした家。のちに夫が経営する法律事務所のオフィスとなった。現在は、ベアトリクス・ポターが描いた絵本の原画が展示されている。
Yew tree farmでふるまわれる、ウォーキング客限定のスコーン。日本で見るスコーンよりも、ふたまわりほどビッグサイズ!でも、見た目以上に軽くてふわふわ。味の秘訣を、農場のマダム:キャロラインに訪ねてみたところ、「小麦粉とバターとレーズン、それだけ! ベーキングパウダーは使わないことと、冷たい指で空気を混ぜながら手早くこねることかしら」。一番の隠し味は、湖水地方の新鮮な空気と、彼女の笑顔のような気がします。
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【Yew Tree Farm】
ベアトリクス・ポターが購入した農場のひとつ。現在も、羊・牛・馬を飼育している。スコーンのほか、農場で飼育された新鮮な羊肉やビーフも販売している。
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【Tower Bank Arms】
Hilltopのすぐ隣にあるパブ。湖水地方をはじめ、カンブリア地方で作られる地ビールが20種類以上メニューに並ぶ。地元のチーズを集めたチーズプレートと一緒にどうぞ!
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【Lake District Film Tours】
撮影クルーしか知らない、絶景ポイントへ案内してくれる。移動の合間に、バス内部のスクリーンで映画のDVDも上映してくれる。
取材協力: 英国政府観光庁
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