9/18/2010

赤道直下:ガラパゴスへ!

今日のデスティネーションは、
赤道直下:野生動物たちの楽園:ガラパゴスです。

ガラパゴスの旅には、
大きく分けて2つのスタイルがあります。
ひとつは、島のホテルに泊まって、
そこを拠点にアイランドホッピングする方法。
もうひとつは、宿泊施設を備えたクルーズ船で、
移動しながら島々を回る方法。

比較的便利なのは、クルーズ船です。
人気の面でも、クルーズでのツアーが
主流になりつつあるようです。

ガラパゴスでは、
公認ガイドと一緒でないと回れないエリアがほとんど。
また、観光客が1か所に集中しないよう、
ドコドコ島にいく船は何曜日と何曜日、という風に、
島を運行する船のスケジュールが綿密に決められています。
なので、旅行の日程によっては、
お目当ての島に行けないことも。

その点クルーズ船なら、
あらかじめ運行スケジュールが決められているので、
確実に、しかも効率よく島々を見て回ることができます。
宿泊料と食事代、島から島への移動、
すべてオールインクルーシブ、ということを考えれば、
お値段もそれほど高いわけではありません。
夜、寝ている間に移動するので、
効率よく・たくさんの島を回れるのが魅力。
またクルーズ中も飽きさせないように、
ダンスパーティやゲーム大会などもあります。

ただ、悩ましいのが「揺れ」。
船酔いしやすい人にとっては、
いくら船がラグジュアリーといえども、
何日間も海の上で過ごすのは決して楽ではないですよね。
そういう方には、ホテル滞在がおすすめです。

ホテルによっては、宿泊客専用のオプショナルツアーを
組んでいたりもしますよ。

船の旅とはちがって、
島の内陸:森の奥のほうを探索するツアーもいっぱい!
陸地ならではの観光スポットに、
気軽にアクセスできるのがホテル派の強みです。
地元で暮らす人々の暮らしを、
じかに目にすることができる点でもポイント高いです。


ガラパゴスには、大小あわせて100以上の島がありますが、
それぞれの島によって、
生息している動物の種類がちがいます。
自分がどの動物を見たいのかに合わせて、
どの島にいくか、ねらいを定めましょう。

たとえば、年季のはいった甲羅をしょって、
のっそのっそと歩くゾウガメ。
さまざまな島で飼育されていますが、
サンタクルス島の内陸部では、
めずらしい野生のゾウガメが見られます。

その沖合:サウス・プラザ島は、リクイグアナの生息地。
おなじイグアナでも、フェルナンディーな島には、
水に潜るウミイグアナが住んでいます。
ガラパゴスの最南端:地質的に
もっとも古いといわれるエスパニョーラ島は、
海鳥たちが集まるパラダイス。

鮮やかなスカイブルーの長靴をはいたような、
アオアシカツオドリや
細長いシッポをなびかせて飛ぶ、ネッタイチョウ。
そして4月から~12月には、アホウドリの群れがやってきます。

そして、ガラパゴスで一番人気なのが・・・
ガラパゴス・ペンギン!
ペンギンって南極に住んでるんじゃないの?!
と思うかもしれませんが、
赤道直下の気候でも生息できるよう、
独自の進化をとげた珍しいペンギンなんです。

ふつうのペンギンと比べるとやや小ぶり、
うまく体温調節をするため、海にもぐったり、
岩の上で身体をゴロゴロころがせたり。
ガラパゴス諸島のバルトロメ島では、
ペンギンたちが魚雷のように、
一斉に水に潜る姿を見ることができます。

ちなみにこれから冬にかけて、
ガラパゴスの動物たちは繁殖期をむかえます。
グンカンドリは、真っ赤な風船をつけたようなのどを大きく膨らませ、ペンギンたちはクチバシをつつきあい、アオアシカツオドリは、水色の脚をけりあげて求愛ダンス。ガラパゴスは愛の季節です。

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