10/31/2009

オランダの“今”が分かる展覧会へ

日常生活に旅のエッセンスをプラスする「Pleasure」
今週は、西麻布にあるギャラリー ル・ベインにやってきました。

こちらでは現在、
オランダ人デザイナー6組によるエキシビション
「トレジャーハント:心を捉えるものは何?」が、開催されています。

真っ白な会場に、赤や水色の作品があって
かなりスタイリッシュな空間となってます。



オランダのデザイナー6組による展覧会なのですが
参加メンバーは
Studio Makkink and Bey/jep/Martijn Engelbregt、
Niels vanEijk + Miriam van der Lubbe/
Bertjan Pot/Wieki Somers
といったデザイナーの作品が展示されています。


今回、この展覧会の企画をされた
長谷川香苗さんにお話を伺いました。

オランダにこだわった理由をお聞きしたところ、

オランダのデザイナーは昔から
メッセージ性を強くもっている作品で知られているそうです。
ですから、アートよりと言えます。

この為、マスプロダクトには向かないデザインが多いが
メッセージ性が強いと言う事は
1つ1つが物語を持っていて
知れば知るほど語りかけてくるものが多い
だから、わかる人にとってはそれぞれが
コミュニケーションを取れるデザインと言えます
アートのようなかたちで見て
メッセージを読み取っていただきたいとおっしゃってました。


長谷川さんは展覧会を通して

価値観が多様化する中、
自分にとって大切なものは何かというものを
考えるきっかけになってもらえれば、、、

とお話していただきました。



さて…ゆっくりと作品を見て回ってきましたが…
前田の心を一番捉えた作品は
Martijn Engelbregt(マルタン・エングルブレクト)さんの
「Neighbourshop」という作品!
作品というか、まるで屋台なんです!


実は…
会場にMartijn Engelbregtさんがいらっしゃっていて、
お話をお伺い出来ました。


この「Neighbourshop」は、
都会ではなかなかお隣さんと触れ合う機会がありません
それをこのご近所ショップを使うことで
触れ合うきっかけになったり、
ご近所さんへの苦情なんかも
このショップのアイテムを使えば伝えやすいのではないか
そういったご近所のコミュニケーションの
きっかけをつくるためのショップなんだそうです。


気になるアイテムがたくさんあるんですが、、、





こちらは、階段を静に上がるためのスリッパ
ドタバタ足音がうるさいマンションの上の階の方にプレゼントすればトラブルにならない?





こちらは、下の階のお花に水をあげることのできるジョーロ
たしかにこの長さがあればお水が届きますね♪


このようなユニークなアイテム、実は買うことができます
ぜひチェックしてみてください!



オランダのデザイナー6組による展覧会
「トレジャーハント:心を捉えるものは何?」
西麻布にある ギャラリー ル・ベインで
11月13日まで開催されています。

0 件のコメント: