10/03/2009

<ドイツ・ウ゛ァイマールのたまねぎ祭りへ>

今日のデスティネーションは、ドイツ・ヴァイマール。
ユネスコ世界遺産“、古典主義の都ヴァイマール”です。



かつてザクセン・ヴァイマール公国の首都だったこの地に、
“ファウト”などで知られる文豪ゲーテが招かれ、
宰相として、町おこしを行いました。
18世紀のことです。

ゲーテの呼びかけで、シラー、ヘルダー、リストといった、
たくさんの文化人が 続々とワイマールに集ってきました。
このためヴァイマールは、芸術家達がくらし、
交流するサロンのような街となったんです。
「ヴァイマール古典主義」と呼ばれる、
新たな時代の芸術や文化がここで花開いたのでした。

その後、街にはこの精神がひきつがれ、
”バウハウス”が1919年開校。
現代民主主義の礎とされる“ヴァイマール憲法”も
この街で採択されています。

その”古典主義の都ヴァイマール”..

今週末は・・!
玉葱で埋め尽くされています!


毎年10月第2週の週末は、”たまねぎまつり”。

正式には、
ヴァイマール・タマネギ市場=ヴァイマール・ツヴィーベルマルクトといいます
西暦1653年が続いている歴史ある行事。
はじまりは、収穫された玉葱の品評会だったそうです。

現在では、毎年40万人の観光客が訪れるフェスティバル。
移動遊園地あり、コンサートありの賑やかなイベントです。
街じゅうの広場に仮設ステージが作られ、
細い路地にもミニステージが。
フッションショーあり、ミュージカル、パントマイム..
もちろん管弦楽も登場します。
演奏は、どれをとってもレベルがとても高いんですって。



<写真提供:ドイツ観光局>



主役は、なんといっても”たまねぎ”です。
たくさんの屋台が出て、そこで売られている物は..
・花束のようにアレンジされているたまねぎのブーケ(?)
・観葉植物のたまねぎ。
・玄関用のハート型の玉ねぎリース。
・玉葱でつくった人形などなど..
・玉葱柄の、食器類や雑貨、などなど。。

このたまねぎ祭りで、
これを食べなきゃ、秋ははじまらない!
といわれるおいしい名物があるんです♪

「ツヴィーベルクーヘン」といいます。
ツヴィーベルは、ドイツ語で玉ねぎ。クーヘンは、ケーキ。
つまり“たまねぎケーキ”。
でも甘くありません。

ピザのような生地の上に、
玉葱がた~っぷり盛っているものなんです。
たまねぎ祭りの屋台いただく、
トロットロでアツアツの 焼きたてたまねぎケーキ
これぞ、秋到来の味なんですって。

この“たまねぎケーキ=ツヴィーベルクーヘン”は、
ワインとの相性がバツグンです。 
“フェーダーウァイサー”という、
白ワインと一緒にいただくのが、地元では定番。

そういえば、たまねぎが大好きで、
書斎の机の上にもたまねぎをいつものせていたという
ゲーテは、
お酒好きでもしられていて、中でも、葡萄酒がお気に入り。

こんな詩がありますよ

「 憂いはいのちの敵、ぶどうがアダを討つ 」

..つまり、くよくよせずに、葡萄酒を飲もうよと。。
ヴァイマール、大いなる文化の街に..カンパイ♪ 

by Haruko M

9/26/2009

今週の当選者は、、、

さて毎週プレゼント「黄金の都 シカン展」の招待券
ラスト1人、今週の当選者は、、、




私は今年の5月までアメリカのテキサスに留学していたのですが、
そのときは隣町のメキシコへ行っていました。

友達のお父さんが自分で作った別荘を送りました。
メキシコの街は車通りも多く、
喧騒を避けるためにお父さんがゴミ広場から材料をかき集めて
約1年半かけて建てたお家です。

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こちらの写真をお送り下さった
ラジオネーム:コミコさんに決定しました!
おめでとうございます!!


さて、毎月お送りいただいている企画「海外旅行の思い出写真」

10月は、スペシャル・プロジェクトを立ち上げようと思います!

題して、

「旅の思い出アルバム作っちゃおうwithモレスキン」プロジェクト!!


詳しくは来週の放送及びブログをチェックして下さい!

もちろんプレゼントもありますよ!!

長雨の季節が楽しくなるレイングッズのご紹介

後半は、日常生活に旅のエッセンスをプラスする「Pleasure」。
世界各地から、えりすぐりのアイテムをご紹介する、
旅のセレクトショップです。

「天高く馬肥ゆる秋」。
秋は空がキレイな季節ですが、
長雨の季節でもありますよね。
そこで今日は、憂鬱な雨だって楽しくなっちゃう!
そんなレイン・グッズを紹介します。

まずはニューヨーク生まれのスゴすぎる傘!『ヌーブレラ

英語で傘という意味のUMBRELLAとNEWを合わせた造語なんですって!はじまりは、2002年12月のとある日のこと。

その日は風が強く、大雨。創業者コフマンさんは、
周りの人が傘が次々と反れ、
それを直そうと必死だったのに気づきました。

その瞬間、脳裏にアイデアが浮かんだのです!
「どんな暴風にも負けないで、全身をカバーしてくれる傘」
それが、ヌーブレラだったのです。

どんな形?気になりますよね〜。
ここに現物があるんです!


・一言でいうと、宇宙服みたい!?
・肩から上をすっぽりと覆う、半円形のドーム型。
・蛇腹式になっていて、
 ちっちゃなビニールハウスみたいなカンジ??
・で、傘をさすのではなく、肩にひっかけるんです。

〜さきほど試してみたんですが〜
・前の部分が透明になっているので、
 もちろん前がちゃんと見えます。
・両手が空くので便利。
 急にメモを取らなければならない時とか、
 外で何か作業をやる時とか…。
・この丸いフォルムは前からの雨を防ぐだけでなく、
 向かい風は、ヌーブレラの周りを通り過ぎていき、
 傘が折れることはないそう。

もちろん傘なので、たたんで持ち歩きが出来ます。
使い方はとっても簡単!ハンドルを引くと傘が開き、
かぶってベルトをはめれば完了。

東急ハンズ、通販サイトで購入が出来ます。
次世代アンブレラ「ヌーブレラ」便利なんですが…
ちょっと目立ってしまいますので、
そのあたりはご了承ください(笑)
詳しくはコチラの公式サイトへ!



つづいてはコチラ!!

ここ数年、オシャレな長靴がたくさん発売されていて、
雨の日のオシャレも楽しくなってきましたね。

でも「降るの?降らないの?」っていう微妙なお天気の時、
長靴で家を出るかどうするか、悩んだりしませんか?

そして、朝は晴れていたのに、
急な雨で、お気に入りの靴を台無しにしてしまったこと、
ありませんか?

すぐれもの、見つけました〜!
オシャレで、しかも小さくたためるシューズカバー
シュエラ』 fromシカゴ。

なんでも、海外セレブも大絶賛なんだとか!


ビニール素材の薄手のシューズカバーで、
最初はブカブカの長靴というカンジ。
で、靴の上に、シュエラを履き、
サイドのマジックテープで固定。これでOK!

滑りにくいソールで安全性も高く、
ハイヒールとかブーツなど、
どんな形やサイズでも大丈夫。

かかとにはピンヒールでも安心なように、
補強シートを内蔵しています。


私も試してみました。




なによりも色がポップ!私は一番人気という
シンプルな黒を履いているんですが、
他にはピンク/グリーン/イエローの
全部で4色。カラフル〜。

小さくたたんで、
ジッパー付きの専用ポーチに畳んで納められるので、
万が一っていうお天気のときに
バッグの中に入れておけば安心ですし、
会社の机の中にだって入っちゃいます。

急な雨でも安心で、
しかもオシャレなシューズカバー『シュエラ』。
こちらの通販サイトで購入が出来ます。

<スイス・ジュラ山脈の山懐..時計の町へ>

今日のデスティネーションは、スイス時計産業の町、
ラ・ショー・ド・フォンです。

フランスこの国境近く、ジュラ山脈の山懐..
標高約千メートルにあるラ・ショードフォンは、
人口3万7千人ほどの 小さな町。



「photo:swiss-image.ch」





「photo:swiss-image.ch」




この町は、スイス時計産業の故郷です。

エーベル、タグホイヤー、
ジラール・ペルゴ、レビュー・トーメン”..
たくさんの老舗時計メーカーが本拠を構えています。
時計の針や文字盤などの部品会社も、ずらりと。。
町には、小さな時計工房もたくさんあります。


町の中心”ラ・ショード・フォン駅”から徒歩5分ほどの
公園の中に、”国際時計博物館(Musee international d'horlogerie)”があります。展示は、すべて地下にあります



「photo:swiss-image.ch」

日時計から原始周波数を使った物まで、
時計の歴史をたどる世界最大の時計博物館です。

※19世紀末に時計学校の中につくられた資料館からはじまったそうです。だからでしょうか、写真撮影OKです。ノーフラッシュでお願いします。

コレクションは約4500点。
その多くはラショードフォンに敬意をこめた寄贈品だそうです。
博物館には修復アトリエもあって、
展示されている貴重な時計も、ここで修理しているんですって。

博物館の外に出ると、
裏庭で、モニュメントのような時計が、
”現代のカリヨン時計”が、時を知らせています。
コンピュータ制御で、100分の1秒の正確さで動く時計。
光る文字盤は、150m離れたところからでも見えるほど、
くっきり大きく明るい。
宇宙を、イメージしているそうです。

ラショードフォンは、ル・コルビュジェの故郷です。
お父さんが、時計の文字盤職人だったんですって
町を歩けば、コルビュジェ初期の作品にも、
たくさん出会えます。
両親のために作った“白い家“。
高台の方には、Villa Turque という
黄色っぽいレンガのトルコ風の家があります。
ここは、現在は、時計メーカー
”エベル社”の迎賓館になっています。
「家は、住む機械だ」と語った、ル・コルビュジェ。
時計の町の影響も、けして少なくはなかったはず。

今日のランチのメニューは、”ラクレット”です。
とろーりとしたチーズを 茹でたジャガイモ、
野菜、ソーセージなどにとろ~りとかけていただくラクレット。
昔スイスの羊飼いが、焚き火のそばであたたまりながら
チーズをとかして食べていたのが、はじまりだとか。
ハイジの気分で、どうぞ!

9/19/2009

今週の当選者は、、、

さて毎週プレゼント
「黄金の都 シカン展」の招待券、今週の当選者は、、、


以前留学をしていたアメリカ・オレゴン州のポートランドで
2年ぶりに友人と再会した時の写真です。
この日は、ファーマーズマーケットという
地元の農家やパン屋さんが集って
おもいおもいの作物を売る、朝市が開かれていました。

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私もハワイのファーマーズマーケットに行った事あるんです。
地元の味や空気が味わえて素敵ですよね!

こちらの写真を送ってくださった
小平市のラジオネーム: オレンジサンシャインさんに決定いたしました、おめでとうございます!!


みなさんも、どんどん「海外旅行の思い出の写真」送ってください。
9月のプレゼントは、2種類あります!

1つは、8/29のオンエアでご紹介した
国立科学博物館で開催中
「黄金の都 シカン展」の招待券を、毎週一組2名様に。





そしてもう1つが、1ヶ月を通してのプレゼント
「ペルー料理でトラベルディナー」!

東京で、リスナーのみなさんと食を通じて旅気分を味わっちゃおう!という“トラベルディナー”。
12回目となる今回は「ペルー料理」です!


南米料理の中でも特に美味しいと人気のペルー料理。
シーフード中心でヘルシーなお料理は、盛り付けも鮮やかで、
南米の雰囲気たっぷり!

日時は、9月 30日(水) 午後7時から。
場所は、恵比寿にある「ミラフローレス」
3組6名のみなさまをご招待します。




①「黄金の都 シカン展」の招待券
②「ペルー料理でトラベルディナー」



プレゼントが欲しい、というそこなあなた!
どちらがご希望かを書いて、
海外旅行の思い出写真お送り下さい!!


締め切りは、9月19日(土)いっぱいです!


写真のご応募は、お名前(ラジオネーム)・住所・電話番号・
年齢・職業・欲しいプレゼント ① or ②
を書いて、
priceless@interfm.jpへ!


※海外旅行の思い出写真をお送り下さる方は
メールに添付してください。(画像は500KBまで)
※ブログに掲載いたしますので、個人情報が特定できる写真につきましてはご注意ください。
※送っていただいた写真の返却はいたしません。

<日本におけるイタリア2009・秋>

日常生活に「旅」のエッセンスをプラスする「Pleasure」。
この秋は、イタリアが日本にやってきます!
…といいますか、すでにイタリアになっています!!

<日本におけるイタリア2009・秋>がこの9月にスタート。
12月までの期間中、イタリアに関するイベントが
なんと165も開催されます。
文化、芸術、歴史、そして…グルメなど、
まさに芸術の秋・食欲の秋にぴったりなイベントばかり。

その中から、今日から始まった
連休中に楽しめるイベントをご紹介しましょう!


 「古代ローマ帝国の遺産展」  
国立西洋美術館で、今日から始まりました。 12月13日まで。
ナポリ国立考古学博物館をはじめ、
イタリア各地に所蔵されている
ローマ帝国の文明を代表する作品約120点が展示。
いかにも古代ローマという雰囲気の大理石の像、
時代を感じさせるフレスコ画、そして豪華な金製品。
みどころは、紀元前3世紀の青銅像
「アレッツォのミネルウァ」。戦いの女神です。

トリノ・エジプト展」 
大英博物館やルーヴル美術館と並ぶ、
世界屈指のエジプトコレクションを所有する
トリノ・エジプト博物館。
ここから、大型の彫像やミイラ、木棺、パピルス文書、
石碑、アクセサリーなど約120点が日本にやってきました。
すべて日本初公開なんですが、目玉は、
1824年 トリノ・エジプト博物館に収蔵されてから
門外不出だった、2メートルを越す彫像
「アメン神とツタンカーメン王の像」!
東京都美術館で、10月4日まで開催中です。


日本橋タカシマヤでは、9月23日までイタリア展を開催中
イタリア全土から選りすぐりのワインをセレクト!
そして スローフードの国イタリアですからね、
素材の美味しさがストレートに伝わってくるオリーブオイル、
パスタ、ジャム、チーズ、プロシュートなどなど、
職人の技が育んだ味が、ずら〜り並んでいます。
ついついたくさん買い物しちゃいそう!


イタリアの音楽を満喫出来るイベントもありますよ。
東京ミッドタウンで、今日と明日開催されるのは「トッカータ&フーガ」夏の夜、ローマ市内の広場で行われる音楽イベント「トッカータ&フーガ」。観光客や市民に大人気このイベントが、東京ミッドタウンにやってきました。

実際にローマ歌劇場で活躍するソリスト(歌手)やピアニスト、
そしてメイクさん、衣装さんなど本場のスタッフが来日。
衣装も歌劇場で使われている年代物のドレスなんですって。

オブジェを配置したステージ上でソリストが唄うのは、
ローマが舞台のオペラ「トスカ」と
日本が舞台の「イリス」の歌曲、
ローマをうたったカンツォーネなど。
まるでローマにいるかのような優雅な空間に、
うっとりしてしまいそう…。

詳しくは、コチラのサイトをチェック!


東京ミッドタウン。
芝生広場からもイタリアの…といいますか、
お花のいい香りが漂っています。
毎年ローマ近郊のジェンツァーノで開催される花祭り
「インフィオラータ」の花の絵が描かれているんですね。
大きさは4m×25m! ダイナミック!!
2日間だけの、カラフルな花のカーペット…
ため息が出るくらい美しいです。

芸術、歴史、音楽、グルメ…
秋の連休、イタリアの魅力を
ここ東京で満喫してみてはいかがでしょう?

<ゲストトラベラーは、葉加瀬太郎さん>

今日は、ゲストトラベラーに
葉加瀬太郎さんを お迎えしました。



葉加瀬太郎さんが17才の時の海外旅行先、
ベネチアでの思い出や..

たとえ1泊でも、ホテルに着いたら、
スーツケースから全部(!)荷物を出して
クローゼットに整然と並べること、
などなど旅上手の葉加瀬さんならではお話し。

こんな名言もいただきました。
「南の島の旅は、コスプレ!」
リゾートに行ったら、たくさん写真を撮りますよね?
だから、洋服もシチュエーションに合わせて、どんどん着替たら、
旅の思い出の写真が何倍にも素敵になるでしょ?
..というアドバイスでした(なるほど♪)
実際に、プライベートの旅ほど、
葉加瀬さんの荷物は増えるそうです。


さて、葉加瀬太郎さんは、
来年デビュー20周年を迎えられます。
その大事なAnniversary Yearを前に、
9月9日、ニュー・アルバムをリリースされました。
タイトルは、「My Favorite Songs」   

葉加瀬さんご自身が、どうしても!つくりたかった作品。
この豪華なコラボレーションは、自らひとりひとりに
頼みこんで、実現させたとお話しくださいました。

そして、10月から全国ツアーがはじまります。
「葉加瀬太郎コンサートツアー2009 My Favorite Songs」
詳しくは、葉加瀬太郎さんのオフィシャルHP をご覧下さい

楽しくって大笑いして、感動して、世界を広げたマエマリでした