もしアナタがインド初心者なら、最初の訪問地としておすすめするのが首都デリー。広大なインドのさまざまな側面が、ひとつの町にギュウウッと凝縮されています。
【新旧ふたつのデリー】
北側は、古き伝統の街並みが残る城壁の街「オールドデリー」。南側は、政治と経済の中心地「ニューデリー」。地下鉄にするとたった1駅なのに、まるでタイムスリップしたかのように、ガラリと町並みが変わるから不思議!
**オールドデリー**
1638年、ムガール帝国5代目の王:シャー・ジャハンがアグラから遷都。御影石の城壁で囲まれた内部は、いまも変わらずバザールやリキシャが走る。赤茶岩の要塞「レッドフォート」は、今年ユネスコ世界遺産に登録されたばかり。
**ニューデリー**
1911年、イギリス統治時代に行政都市として建設。周到な都市計画のもと、道路がきちんと整備されている。戦没者を祀る慰霊塔=インド門から~大統領官邸まで、およそ3kmにわたる「ラージパト=王の道」は、さながらパリの凱旋門通りのよう。
【光の祭り:ディワリ】
神話「ラーマヤナ」いわく、ヴィシュヌ神の化身であるラーマ王が、10日間 魔王と闘って故郷デリーに生還した日が「ディワリ」。英雄の帰還をたたえて、11月9日に盛大なお祭りが行われました。
なにしろ1年でもっとも重要なお祭り、ディワリではやることいっぱい!
- 家中を *ぴっかぴかに* 掃除する!
- 専用の飾り物や、電飾で家じゅうをかざる!
- 「ディヤ」とよばれる小さな素焼きの皿にオイルをひいて火をともし、 冨の女神:ラクシュミを呼び込む!
- 「HAPPYディワリ!」と声をかけあう!
- 日が沈んだら・・・家族全員、神棚の前に集合してお祈り。
- 夜は大量の爆竹や花火で、夜空を赤く染め上げる!
- 家族・親戚・友人・会社の同僚同士、お菓子やプレゼントを贈り合う。
- 大人から子どもたちへ、「お年玉」が与えられる。
贈り物やら、お年玉やら、電飾やら なにかとお金がかかるので、ディワリ前には会社から「臨時ボーナス」が支給されることも(^o^)
JALでは先月から、成田~デリー便を週7本に増便! 魅惑の国インドがより近い存在に近くなりました。これを機に、そろそろデリーに呼ばれてみませんか??
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