5/08/2010

ジャンヌ・ダルク祭り

今日のデスティネーションは、フランス・ロワール地方です。



ロワール地方に眠る歴史・・・それは「ジャンヌ・ダルク」。
さかのぼること1425年、神のお告げを聞いて、
イングランド軍からフランスを救うべく立ちあがった
ひとりの少女、ジャンヌ・ダルク。

彼女の生まれ故郷が、
ロワール東部にある街:オルレアンなんです。



オルレアンの街には、
あちこちにジャンヌ・ダルクの銅像が建てられ、
彼女が少女時代を過ごした家は、
「メゾン・ドゥ・ジャンヌ・ダルク」という
ミュージアムになっています。



そんなオルレアンで、
毎年5月8日・9日におこなわれるのが、
1435年から続く伝統行事:ジャンヌ・ダルク祭り!

イングランド軍から
オルレアンを解放したことを記念するイベントです。
5月8日=ちょうど今日ですね・・・・・・
いまごろ現地では、盛り上がっているんでしょうね~!

毎年、オルレアンに住む16歳の少女のなかから
1人が、ジャンヌ・ダルク役に選ばれ、
彼女を先頭に、フランス各地の貴族にふんした人々が街じゅうをパレード。


お昼前にスタートしてたっぷり4時間!
すいぶん長いパレードですが、
参加者が身につけている民族衣装や、
フランス各地の旗がバラエティ豊かで、
ながめているだけであきません。



街の広場では、
中世の雰囲気をテーマにしたマルシェが開かれ、
ロワール地方の美味しい食材を買ったり、
鉄のよろいを着た戦士による、
当時の戦いを再現したショウが行われたり。




ふだんは観光名所らしい名所の少ないオルレアンですが、
毎年5月8日と9日だけは別。
街じゅうが ジャンヌ・ダルク1色に染まる2日間です。

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