8/18/2007

ベトナムが東京にやってきた!

ベトナム料理といってまっ先に思い浮かぶのは「生春巻き」と「フォー」。じゃあ他には?・・・と聞かれるとなかなか答えられないもの。知っているようで意外と知らないベトナムの味を探しに、南青山へやってきました。

先月、青山骨董通りにオープンしたばかりの「The Majestic Restaurant」は、まさにうってつけ。ホーチミンにある老舗4ツ星ホテルMajestic Saigonのの総料理長を迎え、現地の味をそのまま再現しているレストランです。

「日本ではあまり知られていない、ベトナムの家庭の味を紹介したい」とおっしゃるのは、女性ながら厨房を任されているリ・ティ・トゥイ・ハンさん。メニューに並ぶのは 屋台風のベトナム料理とはすこし違う、洗練されたベトナミーズ。タイ料理ほど辛くなく、中華よりも薄味。そんな繊細な味付けに、フランス植民地時代の影響が感じられます。

人気No.1は、ベトナム中部の町:フエの郷土料理「バインセオ」。お米の粉を水でといた生地をクレープ状に焼きあげ、長ネギ/エビ/豚肉/フクロダケをのせて、最後に卵でとじて完成!
お好み焼きといっても、日本のとは味も見た目もかなり別物。イタリアンピッツァのようにサクサクの生地に、魚介の旨みがしっかり凝縮されています。味の決め手は現地で特注しているという「ヌクマム」。独特の香りが食欲をそそる!

素材の味と、ヌクマムの風味。どこか優しいThe Majestic Restaurantの料理は、なぜか故郷のおふくろの味を思い起こさせてくれました。

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THE MAJESTIC restaurant表参道
東京都港区南青山5-7-17小原流会館地下1階
03-3409-7818
月~日 11:00~23:00
最終日曜日定休

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