7/07/2007

夏を告げるチーズ

日仏会館のおひざもと:神楽坂は、東京の中のフランス。石畳の路地には小さなブラッセリーやビストロが並び、まるでパリの街に迷いでたかのよう。
チーズ専門店「アルパージュ」も、そんな「隠れフランス」なお店のひとつ。 ショウケースには、食べごろを迎えたチーズたちがぎっしり!そのほとんどが、フランスから空輸されてくる農家製。大量生産される工場製のチーズとは違って、自然の恵みが凝縮されています。

そんな「東京のパリ」で見つけた、夏を告げるチーズ3種類!

【クロタン・ド・シャヴィニョル】
春に生まれた山羊の赤ちゃんも、そろそろ大きくなって母乳は卒業。そんなお母さん山羊のミルクを「おすそわけ」してもらって作ったチーズ。まるで大福のように、真っ白くてまあるい形をしています。象牙のようにキメの細かいチーズは、シャンパンとの相性がバツグン!
【ブリア・サヴァラン】
クリームチーズのように柔らかい、フレッシュタイプ。ミルクの味を存分に楽しむことができるはず。クセのあるチーズは苦手、という人でも、チーズケーキ感覚でいただけます。トマトと一緒にサラダにしてもGOOD! 名前の由来は、フランス食文化の基礎を築いた美食家:ブリア・サヴァランにちなんだもの。つまり、それほどまでに美味しい、という証でもあります。
【シメイ・ア・ラ・ビエール】
フランスとベルギーの国境近く、修道院から生まれたビール=シメイを、表面に塗りながら熟成させたチーズ。見た目も、ビールのような黄金色。切り分けると、ほんのり小麦の香ばしい香りが漂います。あえてワインではなく、ビールのお供にいただきたい。

「できるだけ新鮮な状態で食べて欲しい」と、チーズはすべて、注文を受けてから切り分け。そんなオーナーの心遣いも、フランスのフロマージェリーを連想させてくれます。
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チーズ専門店 アルパージュ
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-22
tel:03-5225-3315

営業時間11:00 ~20:00(日祝は~19:00)

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