今回は、騎馬スペクタクル“ジンガロ”の世界へ向かいました。
「ジンガロ」は、
人馬一体となって織りなす“台詞のない”騎馬劇団です。
ジンガロの意味は、“流浪の民“..とのことですが..
これまで、世界各国の民族の祭礼や
宗教、伝説、神話といったものをモチーフに
スペクタクルを上演しています。
木場公園内ジンガロ特設シアターで上演中の新作「バトゥータ」は、ロマ(遊牧民)の、朝の目覚めから夜のとばりを迎えるまでの1日を人馬一体なって繰り広げる..というもの。
ルーマニアの2つの楽団の生演奏にのせて、
38頭の馬と35人が描くスペクタクルです。
「バトゥータ」観覧のあと、
ジンガロを主宰しているバルタバス氏に
インタビューに行ってまいりました。
以心伝心で馬の心を読む、といわれるバルタバスさんです。
今回のテーマとしては「自由」、
そしてそれと切り離すことができない「危険」
というのが重要になってます。
バトゥータのプログラムは、
まるで書道の一筆書きでスッと書くように
一気に最終場面まで持っていくような
勢いのある編成になっていると思います。
とお話して下さったバルタバスさん。
「ジンガロにとって“旅”とはなんですか?」と聞いたところ
『旅は私たちに生気を与えてくれる。
旅は私たちの劇団の存在そのもの、欠かせないもの』
とおっしゃってくれました。
その旅で大切にしていることは人に会うこと、出会いなんだとか。
ジンガロの旅はまだまだ続きそうです。
騎馬集団ジンガロ「バトゥータ」は、
木場公園内ジンガロ特設シアターで
3月26日(木)まで上演中です。
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