4/09/2011

春らんまん、パリの公園をバーチャルお散歩♪

今回は、「公園」をキーワードに、
春らんまんのパリをバーチャルお散歩。
ガイドブックを開いてみるとさまざまな公園が紹介されていますが、
実際、パリの人々に「アナタのお気に入りの公園は?」
と尋ねてみたところ、パリジャン・パリジェンヌにとっての
憩いの場所No.1は、パリ6区、リュクサンブール公園。

もともとは17世紀初頭、
アンリ4世の妻:マリー・ド・メディシスが、
夫亡きあとの住まいとして宮殿をたてた場所です。

ここでは、野球ボールほどの金属の玉を投げて、
得点を競い合うフランスの伝統的な遊び
「ペタンク」が行われていました。

ガイドブックでもおなじみのリュクサンブール公園ですが、
観光スポットである以前に、パリの生活の一部なのです。

パリ第7大学に通うジョアンナさんのお勧めの公園は、
ソルボンヌ大学にほど近い、ジャルダン・デ・プラント=パリ植物園

ルイ13世の命令で、
薬草の栽培・研究のための施設として作られたパリ植物園。
植物園という名の通り、
敷地内には、世界各地のありとあらゆる植物が栽培されています。
日本のシンボル:桜の木もあるんですよ!
庭園の中ほどに、鮮やかな桃色の桜と、
ほのかにピンクがかった白妙の桜が両サイドから、
向かい合うように植えられた2本の桜。
その見事な咲きぶりに、パリジャンたちも思わずうっとり。

パリの中心地からは少しはなれた19区、
ビュット・ショーモン公園も人気があるみたいですよ。
ここはかつて、石膏をとるための採石場でした。
その地形を活かして作られたビュット・ショーモン公園は、
公園の北側と南側の高低差がかなりあります。
南側の入り口から入ると、谷底から山をながめているような感じ。
そして公園の真ん中には、見上げんばかりの大きな岩山が!
これこそが、ビュット・ショーモンのアイデンティティです。





パリっ子に人気のリュクサンブール公園が、優雅な女性だとすれば、ビュット・ショーモンは、荒々しい、男性的な公園。

パリの公園は、見知らぬ者同士が出会い、親交を深める場所。
ツーリストの私たちにとっても、
ローカルのパリジャン・パリジェンヌと知り合える
チャンスかもしれませんよ!


番組をmp3でも楽しむことが出来ます。
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