5/02/2009

ロシアの「食」と「アート」を堪能♪

本日、みなさまをご案内するのは、
Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の
国立トレチャコフ美術館展 忘れえぬロシア」です。
 


「国立トレチャコフ美術館」はロシア4大美術館のひとつです。
モスクワにあり、中世から現代までの、およそ10万点の作品を所蔵しています。

そんな所蔵作品の中から、
今回は19世紀後半から20世紀初頭にかけての作品が75点やってきました。そのうち50点以上が日本初出品なんですって。

サブタイトルは「リアリズムから印象主義へ」。
写実主義から印象主義に移って行く、
ロシア近代美術の流れを紹介しています。


「ロシアの美術」というと、その政治的背景とか、
「寒い場所」というイメージから
ちょっと暗めの絵を想像してしまいますが…

学芸員の宮澤政男さん曰く、
「印象主義へ…」のサブタイトル通り、
身の回りの身近な世界を描いている
画家たちの流れを集めたそうなので
草原、雪原、深い森…
そういうものにも注目した画家の作品が多いのだとか。
だから絵は明るい、癒し系、一部は森林浴のようなんですって。


わたくし前田、先日見に行ってきたんですが…
確かにロシアらしい自然を描いた作品がたくさんあって、
「明るい」という印象でした。
柔らかさの中に、ロシアの広大な自然の空気感を感じました…


全部で75の作品が展示されているんですが、
学芸員の宮澤さんが「この作品はじっくり見てほしい…」という
オススメの作品がコチラ、
イワン・クラムスコイ 《忘れえぬ女(ひと)》 
1883年 油彩・キャンヴァス
(C)The State Tretyakov Gallery



ポスターにもなっているので、
駅などで見たことがあるかもしれませんね?

貴婦人が馬車からちょっと下を見下している絵で
多くの絵を見ている宮澤さんも、
あのような視線の角度はないとおっしゃっていました。

少し伏せたまつげの下からののぞく眼差し…ドキッとします。
なんでも「ロシアのモナ・リザ」といわれているとか。
よ〜く分かります!

「国立トレチャコフ美術展 忘れえぬロシア」は、
Bunkamuraザ・ミュージアムで6月7日まで開催中です。




Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の
「国立トレチャコフ美術館展 忘れえぬロシア」で
ロシア美術を堪能したあとは、ロシアの味覚!

Bunkamura 地下1階にあるカフェ「ドゥ マゴ パリ」で、
展覧会開催記念メニューを味わってきました。



パリの老舗カフェなんですが、展覧会の会期中だけは特別!
「牛フィレ肉のストロガノフ風」がメニューが味わえるんです!!
ビーフ・ストロガノフといえば、代表的なロシア料理のひとつ。
16世紀初頭の豪商、ストロガノフ家に伝わる一品と言われています。

その「牛フィレ肉のストロガノフ風」
ドゥ マゴ風のビーフストロガノフといったところでしょうか。
細切りの牛肉を、タマネギやマッシュルームと一緒に炒めて、
赤ワイン、デミグラスソース、そしてストロガノフの特徴でもある
サワークリーム入りのソースで煮込んだ料理。



ドゥ マゴ パリの
「国立トレチャコフ美術館展 忘れえぬロシア」開催記念メニュー。
ランチタイムだけの特別メニューで、展覧会開催と同じ期間、
6月7日まで味わうことが出来ます。


心もお腹も、ロシアを満喫した一日。
みなさんにもゼヒ〜♪ということで、
今回、ご案内した展覧会鑑賞券とランチをセットで
「海外旅行の思い出の写真」5月のプレゼントに致します!

ロシアを堪能したい!と思ったそこのあなた!
「海外旅行の思い出の写真」をお送り下さい。

※海外旅行の思い出写真はメールに添付してください。
(画像は500KBまで)
※ブログに掲載いたしますので、個人情報が特定できる写真につきましてはご注意ください。
※送っていただいた写真の返却はいたしません。



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