今週の「Pleasure」は、
2009年の流行ファッション、マリンルックの足元にいかが?
「エスパドリーユ」をご紹介します。
エスパドリーユとは、麻を編み上げたような靴底に、
キャンパス地の素材を組み合わせた、カジュアルなサンダル。
マリンルックと相性抜群です!
生まれはフランスにほど近い、スペインのバスク地方。
フランス語のエスパドリーユで名前が通っている為、
フランス生まれだと思っている方が多いかもしれませんが、
元々は、バスク地方の農作業用の靴。
日本でいう”わらじ”のようなカンジかな?
今は、その履きやすさと見た目から
リゾートサンダルになっていますね。
本場スペインの靴屋さんでは、春先からエスパドリーユが並び始め、エスパドリーユを履いているセニョーラ方をよく目にするようになります。
夏ともなると、老いも若きもみなさんエスパドリーユ!
スペインの夏にはこれがなくちゃ始まらない、そんな靴です。
形も、フラットソールにキャンパス地の基本形から、
ソールの高さがあって足首で紐をリボン結びにするタイプなどなど、
素材やデザインのバラエティはとても豊富なんです。
夏の足下を決めるエスパドリーユ。
その代名詞でもあるのが、
スペインのブランド「カスタニエール」です。
「カスタニエール」は、なんと1776年まで歴史を遡ることができる
エスパドリーユの老舗名門ブランド。
1960年代、このカスタニエールとエスパドリーユに
大きな転機が訪れます、イブ・サン・ローランとの出会いです。
イブ・サン・ローランの要望で、
初めてヒール付きのエスパドリーユを創作。
庶民のものだったエスパドリーユがキャットウォークを賑わし、
パリはもちろん、世界のモード界で
センセーショナルな話題を呼びました。
ファッションとしての地位を確立したんですね!
ちなみに、これをきっかけに、
70年代、ウェッジサンダルが日本でも大流行したわけです。
そんなエスパドリーユの老舗ブランド
「カスタニエール」のフラッグシップショップ、
『カスタニエール 銀座店』は、
白い外観で、2階建ての温かみのあるショップ。
店内には、エスパドリーユがずら〜りと並んでいます!
場所は銀座・柳通り沿いです。
この夏 流行のマリンスタイル、
カスタニエールでオシャレ度アップしてみては?
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