6/18/2011

今週のディスティネーションはスコットランド

デスティネーションはスコットランド。
まずは主要都市:エディンバラからスタートです。



エディンバラ観光の起点となるのが、
旧市街をつらぬく「ロイヤルマイル」。
赤茶色のレンガの建物が多かったロンドンとは対照的に、
エディンバラの建物は、重厚感のある石造り。

ちなみに、
敷石がしきつめられたこの道はゆるやかな坂になっていて、
のぼっていくと、ご存知「エディンバラ城」。

逆に、くだっていくと、女王陛下の避暑地
「ホーリールード宮殿」へと続いています。

石畳のゆるやかな坂を下って、
ロイヤルマイルの突き当たりに青々と茂る芝生と、
その中にたたずむ白いお城のような建物が見えてきました。
ホーリールード宮殿、エリザベス女王の、
スコットランドにおける公式の住居がここです。

ロイヤルマイルと呼ばれるメインストリートをこんどは反対側へ。
バグパイプを吹く大道芸人の横を通り過ぎ、
突き当たりまでゆくと、
そこが、街のシンボル:エディンバラ城です。

もともとは、外敵から領地を守る「要塞」
として建てられたというだけあって、
切り立つ崖の上の城は、いかめしく・威圧的で、
いかにも難攻不落、といった感じ。
そこここに、黒光りする大砲が並ぶようすからも、
フランスで見るような優雅な城ではなく、
要塞であったことを思いださせます。

エディンバラ城が
軍事的目的のために建てられたことが分かるもうひとつの証。
それは、ミリタリー・タトゥー。
スコットランドの民族衣装=キルトに身を包み、
バグパイプを抱えた何百人もの軍隊が、
規則正しく・マス目状に整列して、
一斉にバグパイプを演奏する、というもの。
毎年8月のほぼ1カ月間、週末の夜に行われる
エディンバラの夏の風物詩です。

今年は8月5日から~27日まで。
日の長い夏の夕暮れ、
バグパイプの大合唱は城塞の壁に反響して、
遠くの山々にも響いてゆきます。


エディンバラ城のミリタリー・タトゥーと並んで、
もうひとつ、夏の恒例行事があります。
ほぼ同じ時期に開催される、
「エディンバラ・インターナショナル・フェスティバル」。

ダンス/演劇/オペラ/コンサートなど、
あらゆる形式のパフォーミング・アートが
一堂に会するショーケース・イベントで、
スコットランドだけでなく、
世界中のエンターテインメントが堪能できます。


番組をmp3でも楽しむことが出来ます。
下のバナーをクリックするとお聴き頂けます。

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