2/16/2008

寒空の東京に、南フランスの香り♪

春が恋しい今日この頃。せめて香りだけでも春をフライングしてみませんか?

花のまわりに集まる蝶の如く、水谷ユミがやってきたのは新宿髙島屋・1階化粧品フロア。きらびやかな香水の瓶が並ぶ一角に、世界にひとつだけのカスタムメイドの香水が作れる「フレグランス・バー」がありました!
フレグランス・バーを展開するのは、香水の輸入販売会社:わかば。南フランスの老舗香水メーカー:ガリマール社と提携して、現地とほぼ同じ方法で、香水の調合を体験させてくれます。
その昔、貴婦人が革手袋のレザーの匂いを消すために、花の香りをしみこませたのが香水の始まり。とくに南仏:グラースは豊富な植物が咲き誇り、香水の名産地として世界に名を知られるようになります。なかでもガリマール社は、創業260年を誇る老舗!

ガラス棚にずらり並んだ香水ビン(香りエッセンス)は、全部で127種類!これらをちょっとずつブレンドして、自分好みのフレグランスを作ってゆきます・・・ひとりでできるかなあ?な~んて心配はご無用。香りのプロ:フレグランス・ナビゲーターさんが、そのつど丁寧にアドバイスしてくれます。水谷ユミは直感のままに選ぶだけ!

基本的なプロセスは・・・
  1. おおまかな「方向性」を決める。
    甘い香り?さわやかな香り?柑橘系?ワイルド系?
  2. フレグランス・ナビゲーターが選別した候補のなかから、自分好みをチョイス。
  3. チョイスをもとに、香りの「レシピ」を作成。
  4. レシピをもとに、ガリマール社の熟練職人が調合・熟成。
  5. 香りを熟成させたあと、完成品を日本へ空輸。
  6. およそ4週間後、お手元に到着!
ひとくちに香りといっても、実は複雑。「基本の香り=ベースノート」「個性を決める=ミドルノート」「第一印象の香り=トップノート」に分けられます。それぞれ揮発性が異なるので、「最初は甘く香って、あとからさわやかな香りを残して・・・」というように、香りに時間差をつけることができるわけです。
想像以上に、かなりの種類をつかうのでビックリ!水谷ユミの場合、使ったエッセンスは16種類。でも実際には、この3倍以上もの香りをかいでいるんですよ~。こんなに嗅覚を使ったのは生まれて初めて(@w@)途中で鼻を休ませながら、自分好みを探ってゆきます。妥協は禁物!

スタートからおよそ1・5時間後、ついに自信作完成!ベースは夏の地中海のように爽やかで、ほんのり大人の艶を漂わせつつ、少女のはかなさも併せもつ・・・みたいなカンジ?! ヴァカンス気分を味わえる香り、ということで、「Ferme=本日休業」というネーミングをつけてみました(^o^)完成した際には、ディプロマ(修了証)と共に印字したラベルのついた完成品が届くんですって!
これが水谷オリジナル・香りのレシピ。このあとフランスで最終調整されます。無事に帰って来いよ~!
届いたら、まっさきに番組でご報告しますね♪

帰りがけにおもわぬプレゼント。ちいさなバラのセラミックに、この日作った香りをしみこませて。到着まではこちらでお楽しみあれ。


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新宿髙島屋 1階 化粧品フロア「フレグランス・バー」
Tel 03-5361-1447(直通)

おしゃれに敏感な女性の方はもちろん、男性も利用OK。なかには、大切な方への贈り物として選ぶ方もいらっしゃるそうです。バレンタインのお返しに、オリジナル・フレグランスなんて素敵!!

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