2/09/2008

2月8日OA:南フランス・途中下車の旅~前編

南フランスがヴァカンス地として発達したのは、19世紀末。鉄道がしかれたことで、北部からのアクセスが簡便になったことに由来します。

風光明媚な海岸線をタップリ堪能したいなら、なんといっても鉄道がおすすめ。窓の向こうには、まるで絵画かポストカードのような風景が、旅の思い出をよりあざやかに飾ってくれることでしょう!

【出発】アヴィニョン駅
まずはパリから、高速鉄道TGVに乗って~アヴィニョン駅へ。
そこからプロヴァンス地方を通って~マルセイユ~カンヌ~ニース~モナコへと向かいます。
好奇心がムズムズしたら、途中下車してちょっと一休み・・・。

【途中下車:1】エクス・アン・プロヴァンス駅
初期印象派の画家:ポール・セザンヌの故郷。ルート・セザンヌを辿ってゆけば、彼が生涯愛した石灰岩の山:サント・ヴィクトワールが顔をのぞかせます。デジカメで記念撮影は野暮というもの、できればスケッチブック片手に訪れたいところです。

【途中下車:2】アルル駅
アクセスするには、アヴィニョン駅からローカル駅に乗り換え。ひまわり畑、跳ね橋、赤レンガ屋根の小屋など、ゴッホを夢中にさせた色鮮やかな風景は当時のまま。ひととおり散策したら、「夜のカフェテラス」のモデルとなった建物でナイトキャップなんていかが??

【途中下車:3】マルセイユ
車窓から潮のにおいが漂ってきたら、それはマルセイユに到着した合図。強い日差しに照らされて、真っ白に輝く断崖と、紺碧の海がおりなすコントラスト・・・複雑に入り組んだ海岸線「カランク」・・・モンテ・クリスト伯が幽閉されていたイフ島・・・どこを切り取っても絵になる町。

==ちょっと腹ごしらえ♪==
マルセイユといえば、魚介とサフランの風味あふれるブイヤベース。せっかく本場にきたんですから、やっぱり王道レシピが食べたい!

お店選びのヒントになるのが「ブイヤベース憲章」。少なくとも4種類以上の魚を使う、海老や甲殻類は使わない、強火で一気に煮込むetc... 正統レシピを細かく規定したブイヤベースのルールブック。公認レストランを掲載したガイドブックは、マルセイユ旅行にはマストアイテム!

ふぅ~お腹いっぱい♪ ちょっと一休み・・・。
サプライズ満載の途中下車の旅は、来週にキャリーオーバー! 後編は、コート・ダジュールで大暴れ?!(ウソウソ)

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