5/30/2009

この夏の足元のオシャレにいかがでしょう?

今週の「Pleasure」は、
2009年の流行ファッション、マリンルックの足元にいかが?
「エスパドリーユ」をご紹介します。

エスパドリーユとは、麻を編み上げたような靴底に、
キャンパス地の素材を組み合わせた、カジュアルなサンダル。
マリンルックと相性抜群です!

生まれはフランスにほど近い、スペインのバスク地方。
フランス語のエスパドリーユで名前が通っている為、
フランス生まれだと思っている方が多いかもしれませんが、
元々は、バスク地方の農作業用の靴。
日本でいう”わらじ”のようなカンジかな?

今は、その履きやすさと見た目から
リゾートサンダルになっていますね。



本場スペインの靴屋さんでは、春先からエスパドリーユが並び始め、エスパドリーユを履いているセニョーラ方をよく目にするようになります。

夏ともなると、老いも若きもみなさんエスパドリーユ!
スペインの夏にはこれがなくちゃ始まらない、そんな靴です。

形も、フラットソールにキャンパス地の基本形から、
ソールの高さがあって足首で紐をリボン結びにするタイプなどなど、
素材やデザインのバラエティはとても豊富なんです。



夏の足下を決めるエスパドリーユ。
その代名詞でもあるのが、
スペインのブランド「カスタニエール」です。

「カスタニエール」は、なんと1776年まで歴史を遡ることができる
エスパドリーユの老舗名門ブランド。
1960年代、このカスタニエールとエスパドリーユに
大きな転機が訪れます、イブ・サン・ローランとの出会いです。

イブ・サン・ローランの要望で、
初めてヒール付きのエスパドリーユを創作。
庶民のものだったエスパドリーユがキャットウォークを賑わし、
パリはもちろん、世界のモード界で
センセーショナルな話題を呼びました。
ファッションとしての地位を確立したんですね!

ちなみに、これをきっかけに、
70年代、ウェッジサンダルが日本でも大流行したわけです。



そんなエスパドリーユの老舗ブランド
「カスタニエール」のフラッグシップショップ、
カスタニエール 銀座店』は、
白い外観で、2階建ての温かみのあるショップ。

店内には、エスパドリーユがずら〜りと並んでいます!
場所は銀座・柳通り沿いです。

この夏 流行のマリンスタイル、
カスタニエールでオシャレ度アップしてみては?

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