今日は、日本で唯一の
ラテンアメリカ美術専門のギャラリー
表参道駅から徒歩5分ほどの場所にあります
『プロモ・アルテ ラテンアメリカンアートロビー』をご紹介します。
こちらのギャラリー代表・古澤久美子さんは、
もともとコロンビア大使館にお勤めでしたが、
南米のアーティストから、
日本にどうやって作品を紹介したらいいか、、、
と、相談されたことがきっかけで、
退職後、22年前にこのギャラリーをオープンさせたんですって。
ラテンアメリカは、
街に色がいっぱいで、壁にはストリートアートも。
どんな貧しい家庭にも、リビングには必ず絵があるそうです。
プリントでもあっても、ちゃんと額が置いてあるんですって。
芸術の意識が高い地域なんですね、、、
『プロモ・アルテ ラテンアメリカンアートロビー』は、
若手作家の作品を中心に、
現代アートが常設展示されています。
基本、アートギャラリーなので、
展示してあるものは販売もしています。
もちろん、見るだけでもOK、大歓迎とのこと!
そしてこちらでは現在、この夏の企画展
『リビングアート展』が始まっています。
軽くて明るい色彩をチョイスしているので、
あまり絵に触れたことが無い方も楽しめると
代表の古澤さんもおっしゃっていました。
私も観てまいりましたが、
部屋に飾ったらぱっと明るくなるカンジだったり
絵のモチーフがカワイイものだったり
ほかにも想像力がかきたてられる作品がたくさん。
ここで注目なのは、キューバの画家
ネルソン・ドミンゲスの作品。
カストロ議長が各国を訪問するときの
手みやげのひとつが、ネルソンさんの絵なんですって。
カストロ議長もお気に入りの作家の絵、
家に飾っちゃいますか!?
8月24日までの展示となります。
いままであまり触れたことがなかったラテンアメリカンアート。
明るい色で陽気でハッピーなものばかりと
勝手に想像していましたけれど、
実は奥が深くて歴史的背景だったり
アートひとつひとつに背景があって、
それをずーっと眺めながら解読したくなりました。
非常に興味深かったです。
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