8/06/2011

情熱の国スペイン:アンダルシア地方

今日のバーチャルトラベルは、
情熱の国:スペインのアンダルシア地方で「色」を探す旅。

最初の色は・・・「赤」。
スペインのマスト・ゴーNo.1スポット、
世界遺産:アルハンブラ宮殿です!

アンダルシア地方の東側、グラナダの街のはずれ、
小高い丘の稜線にそってつらなる、石の宮殿。

でも、実際にアルハンブラの壁の色は、
赤というよりベージュっぽいような・・・

じつは、アルハンブラの「赤い色」は、
その名前のなかにあります。
アラビア語で「赤い城塞」を意味する言葉
「アル・カルア・アル・ハムラー」が、
スペイン風に変化して、「アルハンブラ」。
では、そもそものネーミング「赤い城塞」の由来はというと、
昔このエリアが赤土でおおわれていたから、とか、
夜、警護のために燃やしていたかがり火が、
宮殿を赤く照らしていたから、とか、
諸説あるんですが、定かなことはわかっていません。


次にハンティングする「色」はYellow!黄色。
夏で黄色といえば・・・おわかりですよね?
太陽にむかって咲く花=ひまわり!
丘陵地帯のアンダルシアには、ひまわり畑が広がっていて、
これを見るためだけにやってくる観光客も多いんですって!
アンダルシアで一番のひまわりスポットは、
アンダルシアの州都:セビリアから東へ向かう一般道をとおって、
カルモナという小さな町へぬけるルート。


最後は、ぬけるような「白」をもとめて、
地中海沿岸をめざします。

スモーキーグリーンのオリーブ林のむこうは、
「コスタ・デル・ソル=太陽の海岸」とよばれる海岸線。
「アンダルシアの白い村」ともよばれる小さな村:ミハスも、
この海岸沿いにあります。
標高428メートル、小高い丘の斜面に、
小さな家々がびっしり。
しかも、その壁はどれも「白」!
真夏の太陽を反射して、
丘全体がキラキラとまぶしく照り返しています!

オリーブの木陰からのぞくのは、
真っ白な家々、テラコッタ色の屋根
そして、ターコイズブルーの海の上をおどる、
キラキラした夏の光。
晴れた日には、地中海のむこうに、ジブラルタル、
果ては、アフリカ大陸が見えることもあるそうです。


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